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大島に取材に行ってきました【後編】

2022年11月22日 /お知らせ
こんにちは。Webデザイナーの田中です。
今回は、前回に引き続き大島の取材レポをお送りします。

中津宮に行った後、登山道から御嶽神社に行くことを考えていましたが、
優しいご神職の方に止められ、諦めました。
(明らかに登山するような恰好ではなかったと思います…)

電動自転車で裏ルートから登っていくこととし、まずは大島交流館に向かいます。



道の途中には夢の小夜島が。
連歌師・飯尾宗祇が「筑紫道中記」で「浜千鳥 声うちそへて おほしまの 波の間もなく 誰を恋らん」と歌った島なのだとか。
後ろには地島が見えます。



ウニに注意。
探しましたがウニは見つけられませんでした。



こちらが大島交流館。
今回は施設の内容はご紹介しませんが、大島の歴史や文化など、大島の魅力をたくさん発見できる場所です。
大島に訪れた際はぜひ行ってみてください。入館料無料です!



次に向かったのは沖津宮遙拝所。
沖津宮遙拝所は本殿を持たず、御神体である沖ノ島を拝むための拝殿のみが建てられたもので、宗像神社境内のひとつに指定されています。



「澳(おき)嶋拝所」と刻まれたこの石碑には「寛延弐年(1749)」と刻まれていることから、その頃には沖津宮遙拝所は存在していたと考えられています。



遙拝所の左奥に小さな階段があるので、そちらに登って沖ノ島を遙拝します。



どうですか?沖ノ島は見えますでしょうか…!?
この日は風が強くて波が高く、結局私には見つけられませんでした。

でも、ここに立った時、「沖ノ島がそこにある」感じはすごく感じました。
後で行く御嶽山の展望台からはそんな気は全くしなかったのですけれど。
不思議なものです。



沖津宮遙拝所を後にして、御嶽神社に向かいます。
電動自転車でも、頂上に向かう山道はさすがにキツかったです。
最後は坂道が急すぎて電動自転車がこげなくなり、重い電動自転車を押しながら山道を登るという苦行…

そんなこんなで御嶽神社に到着。



御嶽山の頂上にある、とても気持ちのいい神社です。
ここには、中津宮の湍津姫神(たぎつひめのかみ)の荒魂(あらみたま)が祀られているそうです。
誰もおらず貸し切り状態。



御嶽神社のすぐ横には展望台があります。
とてもいい眺め。あれは地島でしょうか…



勝島?



沖ノ島の方向を指し示しています。



沖ノ島はこの方向にあるはずですが…
残念ながら全く見えませんでした。

霧というか靄がかかっていて、先程沖津宮遙拝所で眺めた時よりさらに見えません。
沖ノ島が見たくて、良く晴れた日を選んで大島に来たのですが、
沖ノ島が見えるかどうかは「風」も大切な要素のようです。

この日は良く晴れてはいましたが風がとても強く、波が高い日でした。
また大島に来ることがあったら、今度こそ沖ノ島を見たいです。

ちなみに、御嶽山からの帰り道は自転車で爆走して帰ったので楽チンでした!

田中(WEBデザイナー)
Skill:コーディング、Photoshop、Illustrator
LIke:映画、ヨガ、絵を描くこと